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コウキクサ
コウキクサ(''Lemna minor'')はアオウキクサ属に分類される浮遊性の水草。世界のほとんどの地域に分布する汎存種で、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどの淡水域で広く見られる。オーストラリアや南アメリカでは分布が記録されていなかったが、現在では帰化植物として定着している〔Germplasm Resources Information Network: ''Lemna minor'' 〕〔Den Virtuella Floran: Northern Hemisphere map 〕。 == 形態 ==
2、3枚の葉をもつ浮遊植物で、水中に根が1本伸びる。生長すると、植物体が分離して無性的に繁殖する。葉は丸く、長さ1-8mm、幅0.6-5mm。葉の色はうすい緑で、浮遊するための浮き袋状の構造に空気をためている。繁殖は先述した分裂によって主に行われ、花は滅多につけない。花は直径1mm程度で、コップのような形状をした膜状構造に囲まれている。種子はおよそ1mmで、8-15本の葉脈がある〔Flora of NW Europe: ''Lemna minor'' 〕〔Flora of North America: ''Lemna minor'' 〕〔Plants of British Columbia: ''Lemna minor'' 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コウキクサ」の詳細全文を読む
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