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コウザキシダ : ウィキペディア日本語版
コウザキシダ

コウザキシダ ''Asplenium ritoense'' はチャセンシダ科シダ植物の1種。葉は細かく裂けてヒノキシダに似る。
== 特徴 ==
常緑性多年生草本〔以下、記載は主として岩槻編(1992),p.146〕。根茎は短くて立つか斜めに出て、鱗片が多く、多くの葉を束に出す。鱗片は暗褐色で格子状、披針形から線形で先端は鋭く細く尖り、立ち上がるように着く。長さは3-6mmで、縁には突起がある。
葉柄は長さ5-20cm、扁平で緑色、基部には鱗片がある。葉身は2-4回羽状複葉に細かく分かれ、全体としては卵形から三角状長楕円形で長さ10-18cm。先端は1-4cmばかりが細長く飛び出し、この部分は単羽状になっている。各段階の裂片の軸には翼があり、羽片や小羽片には短い柄がある。最先端の裂片は披針形で先端は尖っていることも丸くなっていることもあるが、縁は滑らかで、長さ3mm、幅は1-1.5mm、脈は1本だけ入る。葉は全体に無毛、葉質は柔らかく、緑色。胞子嚢群は裂片に1個あり、長楕円形。包膜は長さ2-4mmで、宿在する。胞子嚢群の位置は裂片に入る脈の前側で、あまり長くはならない〔田川(1959)p.150〕。
和名の由来は不明で、牧野(1961)は地名によると思われるが不明とし、対馬の神崎を具体的にあげている〔牧野(1961)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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