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コウシンソウ
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コウシンソウ
コウシンソウ(庚申草)は、タヌキモ科ムシトリスミレ属の食虫植物。日本固有種であり、学名は''Pinguicula ramosa'' Miyoshi ex Yatabe。国の植物レッドデータブックで絶滅危惧II類に指定されている。 1890年に三好学により栃木県の庚申山で発見され、山の名前をとってコウシンソウと命名された。 == 分布 == 現在知られている自生地は栃木県の庚申山、男体山、女峰山及び群馬県の袈裟丸山で、庚申山の自生地は国の特別天然記念物である。生育地はこれらの山の標高1200〜2200m付近の垂直な崖であり、環境は常に霧が流れて寒冷多湿。夏でも気温が25度を上回ることはない。 いくばくかの群落を形成するのは庚申山の数箇所のみであるが、群落自体が目立たない、垂壁や崖等の危険な場所にある上、特に目印などはないため、観察のためには、群落の位置を知る者の案内が必要である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コウシンソウ」の詳細全文を読む
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