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コオニタビラコ(小鬼田平子)とは、キク科に属する越年草の一つ。タビラコ(田平子)やホトケノザ(仏の座)ともいい、春の七草の一つとしても知られている。標準和名としてはコオニタビラコを使用する。学名は''Lapsana apogonoides'' Maxim. 湿地を好み、田や周囲のあぜ道などに多く生える。初春の水田ではロゼット葉を広げて地面にはいつくばった姿で見られる。葉は羽状複葉で頂羽片が大きくて丸っこい。高さは10cm程度、早春には黄色の頭状花が咲く。花が終わると果実は丸く膨らみ、下を向く。種子には綿毛がない。 若い葉を食用とする。 == 近縁種 == 近縁種のヤブタビラコ(''Lapsana humilis'' (Thunb.) Makino)はやや大柄で、山沿いの湿ったところに出現する。 水田が減少した現代では、水田雑草であるコオニタビラコよりも、むしろオニタビラコ(''Youngia japonica'' (L.) DC.)の方が普通に見られ、道ばたなどによく出現する。こちらはタンポポふうにギザギザした根出葉を広げ、中心から長い花茎をまっすぐに立て、先端に小さな黄色い頭状花序をつける。種子には綿毛がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コオニタビラコ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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