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コシオガマ : ウィキペディア日本語版
コシオガマ

コシオガマ(小塩竈〔『山溪ハンディ図鑑1 野に咲く花』p.145〕、学名:''Phtheirospermum japonicum'' )はコシオガマ属一年草〔〔『日本の野生植物草本III合弁花類p.115〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.691〕。
==特徴==
半寄生植物は細く貧弱。は直立し、多少枝分かれし、高さは20-70cmになる。全体にやわらかな曲がった腺毛が密に生え、さわるとベタつく。は対生し、3角状卵形で羽状に深く裂け、裂片はさらに不規則に裂け、縁にはとがった鋸歯がある。葉身は長さ20-35mm、幅10-20mm、基部は切形で、長さ4-10mmになる葉柄がある〔〔〔。
花期は9-10月。枝の上部の葉腋ごとに1個の花をつける。は鐘形で5裂し、裂片は長楕円形の葉状になり、縁にとがった鋸歯をもつ。萼にも密に腺毛が生え、花時の大きさは長さ、幅ともに1-6mm、果時には長さ、幅ともに10mmになる。花冠は淡紅紫黄色で、長さ2cmほどになり、太い筒状で先は2裂して唇形になる。上唇は浅く2裂して縁が外側に反り返り、下唇は上唇より長く、横に大きく広がり3裂する。花冠外面に軟毛と腺毛が生え、下唇裂片の中央のふくらみ部に白い毛が生える。雄蕊は花冠の上唇内に4個あり、下側2本がやや長い。果実は長さ10mm、幅5mmになるゆがんだ卵形の蒴果で、先はとがって腺毛が生え、基部は半分が萼に包まれる。蒴果に多数の種子が入り、種子は楕円形で長さ1mmになる〔〔〔。
和名の由来は、同科シオガマギク属シオガマギク(塩竈菊)に似るが、比べると全体に小さく、花も小型であるため、コシオガマ(小塩竈)という〔『山溪名前図鑑 野草の名前 秋・冬』p.136〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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