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コシロネ
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コシロネ
コシロネ(小白根、学名:''Lycopus cavaleriei'')は、シソ科シロネ属の多年草。別名、サルダヒコ、イヌシロネ〔〔『新牧野日本植物圖鑑』pp.651-652〕。 ==特徴== 根茎から細長い白色の地下茎を伸ばし、地下茎の節に多数のひげ根が生える。茎はあまり枝分かれしないで直立し、4角形で、高さは15-60cmになり、茎に毛はなく、節部分にのみ毛がつく。葉は対生し、葉身は細長い倒卵形から倒披針形で、長さ2-4cm、幅1-2cm、葉先は鋭頭または鈍頭、基部はしだいに細くなって長い葉柄になり、縁には鈍頭で粗い鋸歯がある。葉の表面はほとんど無毛で光沢が無く、細かい腺点が密にある〔〔。 花期は8-11月。各葉腋に小型の花を数個ずつ密につける。萼は長さ約3mmになり、中ほどまで5裂し、裂片は長3角形で先は針状にとがる。花冠は白色で、長さ約3mm、先は4裂する。雄蕊は2個、雌蕊は1個ある。果実は4個の分果で、分果はくさび形の4面体になり、長さは約1.5mmになる〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コシロネ」の詳細全文を読む
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