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コスモス133号 : ミニ英和和英辞書
コスモス133号[ろしあ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 

コスモス133号 : ウィキペディア日本語版
コスモス133号[ろしあ]

コスモス133号(ロシア語:、ラテン文字表記の例:Cosmos-133)は、1966年ソビエト連邦が打ち上げた宇宙船ソユーズ宇宙船(7K-OK)の最初の無人テスト飛行で、軌道変更やもう1機の無人のソユーズ宇宙船とのドッキング試験を行う計画だったが、姿勢制御の故障のため中止された。カプセルは3日後に地球へ帰還したが、着陸コースを外れ自爆した。
本項目では、コスモス133号の後続機(打ち上げ失敗)についても述べる。
== 概要 ==
1966年、ソユーズ宇宙船が完成したが、有人飛行を行う前に無人試験飛行が必要とされた。このため、2日間に2機の無人のソユーズ宇宙船を打ち上げ、軌道変更の末にドッキングを行う計画が立てられた。コスモス133号はその1機目と位置づけられた。
コスモス133号の打ち上げは、1966年11月28日バイコヌール宇宙基地で行われた。ロケットはソユーズ11A511が使用され、乗組員の代わりに宇宙服を着たマネキンを乗せた。打ち上げは順調に進み、宇宙船は予定通り地球周回軌道に投入された。しかし数時間後にシステムが異常を起こし、姿勢制御用の推進剤を急速に消費してしまった。このためドッキング計画は実行不能になり、翌日の後続機の打ち上げは延期された。
コスモス133号は軌道減衰のため数日以内に制御されないまま地球に落下する見込みとなった。ソ連領内で回収するためには宇宙船の制御を取り戻す必要があった。11月30日、宇宙船は逆噴射を行って軌道を離れることに成功し、大気圏に突入した。しかし不安定な姿勢で噴射を行ったため精度の低い突入となり、帰還カプセルは行方不明になった。着陸予想地点周辺で捜索が行われたが、ついにカプセルが発見されることはなかった。
後日、レーダー追跡データを分析したところ、カプセルは予定の着陸地点からそれ、中国へ向かうコースに入ったため、搭載していた自爆システムが作動したことが判明した。この自爆システムはTNT火薬を使うもので、無人機にのみ搭載されていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コスモス133号」の詳細全文を読む




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