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コソボ共和国(コソボきょうわこく)、あるいはコソボ・メトヒヤは、バルカン半島中部の内陸部に位置する地域である。北東をセルビア、南東をマケドニア共和国、南西をアルバニア、北西をモンテネグロに囲まれている。 ユーゴスラビアのセルビアに属する自治州のひとつであったが、2008年2月17日にコソボ議会は独立を宣言し、コソボ共和国を名乗っている。2015年8月中旬の時点で独立を承認しているのは、日本を含む国連加盟193ヶ国のうち111ヶ国と、台湾およびマルタ騎士団である。独立を承認していない国では、セルビア領土の一部(コソボ・メトヒヤ自治州)とみなされている。 == 呼称 == 「コソボ」という地名は、ブルガリア語でクロウタドリを意味する「コス」(ブルガリア語: / ''Kos'')に由来している。アルバニア語ではもしくは、セルビア語のキリル文字表記では、ラテン文字表記ではである。 特にセルビア人の間で、この地域の西部はメトヒヤ(セルビア語: )と呼ばれており、この地域全体を指す呼称としては「コソボとメトヒヤ」(セルビア語: 、コソヴォ・イ・メトヒヤ)が使われている。他方、アルバニア人の間ではメトヒヤの名前は使われず、この地域全体を指してコソヴァと呼ぶ。 2008年2月に独立を宣言した際の憲法上の国名は、アルバニア語で、セルビア語でである。その他の言語での表記としては、英語では、トルコ語では、ボスニア語ではである。日本語表記はコソボ共和国、通称コソボである。コソヴォとも表記する。アルバニア語名に沿ったコソバないしコソヴァという表記はあまり使用されていない。 セルビアは、コソボを自国の一部と規定しており、コソボ・メトヒヤ自治州(セルビア語: )と呼んでいる。コソボの独立を承認していない国々は、コソボを国連の管理下にあるセルビアの一部として取り扱っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コソボ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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