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コタムリト : ウィキペディア日本語版
コタムリト

コタムリト』(Kathamrta)とは、近代インドの神秘思想家ラーマクリシュナの言行録である。Kathaは「語り」「物語」「言葉」、amrtaは「アムリタ」転じて「不死」を意味し、日本語では書題を「不滅の言葉」とも表記する。Kathamrtaはサンスクリット語読みだと「カタームリタ」となるが、原書はベンガル語で書かれているため「コタムリト」が原音に近い表記である。ラーマクリシュナの信奉者マヘーンドラナート・グプターは時間があればラーマクリシュナのもとにかけつけ、そこで語られる言葉、やりとりを記録していった。結果、全5冊からなる大著が生まれた。これらは1897年から1932年にかけて刊行された。そこには彼が至った境地だけでなく、歩んできた人生についても語られており、ラーマクリシュナの生涯をたどる上で欠かせない資料となっている。
1907年にアベーダーナンダが初期の英訳書を刊行し、1942年にニキラーナンダによる英訳''The Gospel of Ramakrishna''が刊行された。1987年にこれの和訳『ラーマクリシュナの福音』が日本ヴェーダーンタ協会訳で出ている。原典訳としては田中嫺玉奥田博之によるものがある。このうち田中訳は翻訳そのものは既に完了している。
==刊行書籍==

*『大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉(コタムリト)』中公文庫、1992年
田中嫺玉による訳。三学出版から1980年に刊行されたもの。抄訳。
*『人類の知的遺産 53 ラーマクリシュナ』講談社、1983年
後半部が田中嫺玉訳『不滅の言葉(コタムリト)』からの抄録となっている。当巻執筆者奈良康明の「まえがき」によると、この時点で田中訳は完成しており、近く全訳版が刊行予定とある。2010年1月現在それは果たされていないが、計画は進んでいる。
*『ラーマクリシュナの福音』東方出版、2000年から
奥田博之による原典訳。既刊3巻。
*『ラーマクリシュナの福音』日本ヴェーダーンタ協会、1987年
ニキラーナンダによる英訳からの重訳。同協会からは抜粋版も刊行されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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