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コチャルメルソウ(小哨吶草、学名:''Mitella pauciflora'' )は、ユキノシタ科チャルメルソウ属の多年草〔〔『日本の野生植物 草本II 離弁花類』pp.162-163〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.244〕。 なお、ユキノシタ科は、新しいAPG植物分類体系では上位分類である目がバラ目からユキノシタ目にまとめられた〔大場『植物分類表』p.106-109〕。 == 特徴 == 地中の根茎は長く横にはう。花後、地中に鱗片状の葉を互生させた走出枝を出して繁殖する。根出葉は互生し、長さ2-15cmになる葉柄があってまばらに腺毛がはえる。葉身は長さ2-5cm、幅2.5-6cmになる広卵形から卵円形で、基部は深い心形、先は鋭頭または鈍頭で、縁は浅く5裂し、さらに不整の鋸歯がある。葉の両面に立ったあらい毛と微小な腺毛がはえる〔〔〔。 花期は4-6月。花茎は高さ20-30cmになり、茎葉はなく短腺毛が密生し先に2-10個の花を総状花序につける。花柄は長さ2mmになり短腺毛が密生する。萼筒は浅い倒円錐形で腺状突起が密生し、萼裂片は5個あり、長さ1mmの広3角状卵形で花時には開出する。花弁は5個あり、紅紫色または淡黄緑色で、長さは4mmになり羽状に細く7-9裂して「魚の骨」状になり、外面に腺点があり、花時には反曲する。雄蕊は5個あり、萼裂片と互生して花盤上につき、裂開直前の葯は淡黄色になる。子房は下位で、1室に2個の心皮があり、花柱2個は短い。果実は蒴果で、花柱間の縫合線に沿って鐘状に開く。種子は卵状楕円形で長さ約1.2mmになり、種皮は暗緑色になる〔〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コチャルメルソウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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