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コッドのセル・オートマトン : ミニ英和和英辞書
コッドのセル・オートマトン[まとん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
マトン : [まとん]
 (n) mutton, (n) mutton

コッドのセル・オートマトン : ウィキペディア日本語版
コッドのセル・オートマトン[まとん]

コッドのセル・オートマトン(Codd's cellular automaton)は、1968年イギリス計算機科学エドガー・F・コッドが考案したセル・オートマトン (CA)。フォン・ノイマンのと同様の計算・構築万能性を有しているが、フォン・ノイマンのCAが29状態だったのに対して8状態で構成されている。コッドはそのCAで universal constructor のように自己複製機械を構成可能であることを示したが、2009年までそれが完全に実装されることはなかった。
== 歴史 ==
1940年代から50年代にかけて、ジョン・フォン・ノイマンは以下のような問題を提示した:
* 自身を複製するのに十分なオートマトンとはどのような論理構成か?
彼は29の状態を持つを構築し、それを使って universal constructor を生み出した。1968年、コッドはもっと単純な 8 状態だけからなるマシンを発見した。したがってフォン・ノイマンの問題は次のように修正されなければならなくなった:
* 自身を複製するのに「必要十分な」オートマトンとはどのような論理構成か?
コッドのCAの発表から3年後、Edwin Roger Banks が博士論文で計算および構築の万能性を示す4状態のCAを提示した。ただし、コッドもBanksもそのCA上の自己複製機械の構成を示していない。1973年、John Devore が修士論文でコッドのCAを改良して大幅に単純化し、当時のコンピュータ上で実装可能な規模にした。しかし、自己複製のためのデータテープは非常に長く、実際に自己複製が確認できたのは Golly というプログラムが開発されてからのことである。クリストファー・ラングトン1984年、コッドのセル・オートマトンをさらに単純化したものを考案した。ラングトンのループと呼ばれ、はるかに少ないセル数で自己複製機能を実現しているが、計算と構築の万能性は失われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コッドのセル・オートマトン」の詳細全文を読む




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