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コッペパン コッペパン[コッペパン] (fr:) (n) bread roll(from coupe), (fr:) (n) bread roll(from coupe)・ コッペパン : [こっぺぱん] (fr:) (n) bread roll(from coupe), (fr:) (n) bread roll(from coupe) コッペパン[こっぺぱん]
コッペパンとは、紡錘形で底の平たいパンである。アメリカ合衆国などで見られるホットドッグバンズ()とほぼ同じもの。 == 語源・起源 == 和製洋語であるが、「コッペ」の語源は確定しているわけではない。一説には仏語で「切られた」を意味する()にあるとされる〔小学館国語辞典編集部 (2006), 『日本国語大辞典』精選版, 小学館.〕(自動車のクーペと同語源)。coupé は英語で言えば cut (過去分詞)に当たり、スライスされたり、サンドイッチ用に真ん中に切れ目をいれられた場合、もう一つは焼き上げる前の生地にナイフで切れ目(クープ coupe)を入れられた場合〔日本の一部サイトでは、切れ込みが入った紡錘形の小型プランスパンをクーペ(またはクッペ)として紹介しているが、フランスではパンの名称としてはまず聞かれないものである。〕にこの語が用いられる。日本国語大辞典には、石川淳の『焼跡のイエス』(1946年)の一節「弁当用のコペが二きれはひってゐる」が初出として挙げられているが、より古くさかのぼって、戦前の日本のシェフがいわゆるフランスパンを「コツペー」と呼んでいる記録がある〔糧友会発行『西洋料理の典型研究記録 』糧友会 1939年、p8〕。なお、クープを入れるフランスの小型バゲットはリーンタイプ(油分・糖類といった、小麦粉以外の材料が少ないパン)であり、リッチタイプ(小麦粉以外の材料が多いパン)である日本のコッペパンとは外皮の固さなど相違点が多い。 アメリカで修行し、アメリカ式製パン法の普及に尽力した田辺玄平を祖とする丸十製パンによれば、大正8年(1919)に陸軍に納入するために開発した、食パン生地を使った小型パンをもってコッペパンの元祖とし、丸十の「十」にちなんで毎月10日を「コッペパンの日」としている〔株式会社マルジュー 〕〔「パンニュース 第2616号2013年4月15日 」パンニュース社〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コッペパン」の詳細全文を読む
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