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『バトル アンド ロマンス』は、2011年7月27日に発売された、ももいろクローバーZの1stアルバム。 == 概要 == グループ初となるアルバムは、メジャーデビューからのシングル曲を網羅。発売前にサブリーダーの早見あかりが脱退したことに伴い、6人で歌っていた「ももいろクローバー」時代の楽曲は「ももいろクローバーZ」の5人バージョンとしてレコーディング及びミキシングがし直された〔シングルCDのカップリング曲は収録されていない。また両A面シングル「ミライボウル/Chai Maxx」からは、ミライボウルのみ収録〕。 「頑張れ」だけでなく”ももクロ流”に日本を元気に、というテーマで制作された「Z伝説 〜終わりなき革命〜」に始まり、日本全国の名物紹介に東北パートを厚く盛り込んだ「ももクロのニッポン万歳!」までの全13曲を収録。このアルバムの特集を組んだCD Journalは、東日本大震災から間もない時期にリリースされたことを踏まえ、「震災以降の音楽表現で、これほどストレートに、しかも重苦しい意味を持たせない応援方法は他になかったのではないかと思う」と評した。また音楽ライターの土屋恵介は、「今回のアルバムの曲は、ももクロ以外のグループが歌う姿を想像できない。そう考えたら、本人たちのキャラクターありきというか、もっといえば歌ってる人の人間性が、どリアルに出た作品かもしれない」と述べた。 発売当初はグループの存在が一般にはあまり知られていなかったこともあり、売り上げは数万枚にとどまっていた。しかしその後、CDショップ大賞の第4回大賞を受賞。「この国には、過小評価されている音楽が多すぎる」という問題意識の下、全国のCDショップ店員が投票を行うもので、この年に日本で発売された全てのCDの中から選出された。アイドルとしては初の快挙となり、これが知名度を大きく上げるきっかけの一つとなった。売り上げも徐々に伸びていき、翌2012年には10万枚、2015年には遂に25万枚の出荷に到達(日本レコード協会・プラチナディスク認定)。アイドルのCDとしては珍しいロングヒット作品となった。 プロレス的なライブ演出で知られるグループとあって、アルバムタイトルは天龍源一郎が旗揚げしたプロレス団体”WAR”(Wrestle And Romance)を意識しており、子どもたちにも聴いてもらいたいという願いからカタカナで表記された。なお、本作は”BAR”と略記されることが多い。また通常版のジャケットデザインは、ビートルズの『With the Beatles』のオマージュとされている。 『サマーダイブ2011 極楽門からこんにちは』は本アルバムの全ての曲がセットリストに組み込まれたライブとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バトル アンド ロマンス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Battle and Romance 」があります。 スポンサード リンク
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