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コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉、学名 '' Sympetrum baccha matutinum '' )は トンボ科アカネ属のトンボの一種。和名は「小型のノシメトンボ」の意である。日本全国に分布する。国外では中国南部から台湾にかけて、原名亜種オオアカネ(大赤蜻、学名: ''Sympetrum baccha baccha'' (, 1884))が分布する。 == 形態 == 成虫は、体長36-48mm、腹長23-31mm、後翅長29-35mm、翅の先端にある黒褐色の斑紋が目立つ、やや大きめの赤とんぼ。 和名のとおりノシメトンボに似るが、体格は本種のほうがひと回り小型で、腹部がやや太めである。 雄の尾部上付属器の先端は若干上に反り返り、雌の腹部第8節にある産卵弁はやや突出する。雌は顔面の額上部に眉班(ビハン)を有する。雄にはふつうこの眉班はないが、薄くあらわれることもある。熨斗目模様と呼ばれる腹部の黒斑はノシメトンボと比べるとごくわずかしかない。 幼虫は典型的な赤とんぼ型のヤゴで、体長は18-22mm程度。タイリクアカネに酷似している。腹部第8節の側棘の長さは第9節の末端まで届かない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コノシメトンボ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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