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コノテガシワ属 ( リダイレクト:コノテガシワ ) : ウィキペディア日本語版
コノテガシワ

コノテガシワ(側柏、学名:)は、ヒノキ科の植物の1種〔コニファー きれいに育てる全テクニック 監修 尾上信行 小学館 ISBN 4-09-305242-5〕。コノテガシワ属唯一の現生種である。
== 概要 ==
朝鮮中華人民共和国北部に分布する常緑針葉高木。枝は密に出てほぼ直立し、枝葉の表裏の区別が無い(同じヒノキ科でもヒノキ属などでは明確な表裏の区別が認められる)。雌雄異花で、花期は3-4月頃、雌花は淡紫緑色、雄花は黄褐色である。球果は角のある独特の形で淡灰青色になる。枝が直立する様子が、子供が手を上げる様子に似ていることからコノテガシワの名がある〔。日本ではこんもりと丸みを帯びた樹幹の小低木となる園芸品種のセンジュ(千手)が広く普及しており、公園木、庭木としてよく栽培されている。病害虫に強く、鉢栽培でも独特の姿が楽しめる〔高橋護 コニファーガーデン―園主が教える選び方・育て方 (コツのコツシリーズ) 単行本 – 2007/7 農山漁村文化協会 ISBN 9784540051784〕。 根の発達は良好で、風の強い地域でも倒伏しがたい〔。成長も早く安価で流通する〔。葉は、冬は赤銅色に染まり、春になると黄金色となる。芽吹く力が強いのが特徴で、幹だけになるような強い選定をしても再び芽吹くことが知られている〔。挿し木はやや困難〔。日光と水分を好むが、日陰と寒冷は好まない〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コノテガシワ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Platycladus 」があります。




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