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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
コンホヴァル・マク・ネサ〔マイヤー『ケルト事典』 「コンホヴァル・マク・ネサ」(105頁)。英訳 Maier, Dict. Celt. Rel. and Cult. p.80 (参考文献)] 〕(Conchobar mac Nessa) ">mak 'N'esa/ (Maier); kon-''ch''ov-or / kon-''cho''or (Kinsella〔Kinsella, The Táin (1969). 太字は強調、斜体 "ch"はスコットランド語やドイツ語と同じ摩擦音。〕); Cru-hoor, Conachoor (Zaczek, Mountain)〔Harry Mountain, Celtic Ency. (参考文献) "Conchobar , Conchobhar , Conchobor , Conchubhair "〕 は、アイルランドのアルスター伝説におけるアルスターの王。コノール・マック・ネサ〔フィオナ・マクラオド、松村みね子訳「女王スカァアの笑い」『かなしき女王』所収。原文 "Concobar mac Nessa"〕、コナハー王〔三宅・森定 共訳 グレゴリー夫人版『デァドリー』(参考文献)。Lady Gregory の原文では王の名は"Conchubar"で、巻末の発音ガイドでは/Conachoor/とある。〕、クルフーア〔ツァイセック再話(参考文献)原著付の発音ガイドでは Cru-hoor〕、コホナール・マックネサ〔ミランダ・J・グリーン(市川裕見子訳)『ケルトの神話』(1997)〕、コノア王等とさまざまに表記される。コノール/コノア(Conor)は、アイルランド語の人名を英国化した名(anglicization)〔Mackillop, Dict., "Conchobar.. The usual anglicization is Conor."〕である。 == 伝承文学 == === 出自と即位 === コンホヴァル・マク・ネサの名は、〈母親ネスの子〉を示す母称である。一説では〔『コンホヴァルの誕生』(Kuno Meyer, RC 6 (1884), pp. 173-86)の短いバージョンや≪レンスターの書≫の『コンホヴァルの話』(Stokes ed.) 〕、ドルイド僧カトヴァド(カファ、カスバド)が、「ちょうどいま身ごもればその子は必ず王になる」と占い、その機失わずにネスに宿した子種だとされる。異説〔『コンホヴァルの誕生』の長いバージョン(Meyer, 同上)〕では、ネスがコンホヴァル川の汲み水の二匹の虫を呑んだ拍子に妊娠した、あるいは上王ファフトナ・ファータハ(?)(ファクトナ・ファサホ、ファハナ・ファサホとも) (:en:Fachtna Fáthach) が実父か、そのどちらかだという。ネサが産気づいた時、カトヴァドは出産を一日遅らせれば、キリストと同じ生誕の日となり、その子は必ずや王になると言ってこらえさせた。 コンホヴァルの母は、当時のアルスターの王フェルグス・マク・ロイの妻となる代償として、一年限りの約束で息子を王位にすえることを求めた。だがその統治があまりにも申し分なかったため、一年の期限が来ても、アルスターの家臣たちはフェルグスの復位を認めなかったという〔『コンホヴァルの話』=Kinsella tr. Tain, pp. 3-6; Stokes ed. tr. (参考文献)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コンホヴァル・マク・ネサ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Conchobar mac Nessa 」があります。 スポンサード リンク
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