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コバネコロギス
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コバネコロギス
コバネコロギス(小羽蟋蟋螽、''Neanias magnus'')は、バッタ目コロギス科の昆虫。鱗片状に退化した小さな羽を持つコロギスの一種。 == 形態 == 体長20mm前後。メスはオスよりやや大きい。体は黄色-赤みがかった褐色で産地・個体によりかなり色彩の変化がある。稀に全身が黒褐色を呈するものまで居る。背面はやや色が濃い。脚も黄色から赤褐色。腹部は節の部分が濃い色で縁取られ、このため腹部には縞模様が浮かぶ。前・中脚脛節には棘が並ぶ。この棘は捕食行動の際用いる他葉を綴る際抱え込むようにして滑り止めの役目を果たす。後脚はあまり長くなく、腿節もあまり膨らまない。このため跳躍力はさして強くないが、危険を感じると跳躍した後素早く走って逃げる。頭部には非常に長い触角を備え、複眼は黒色、単眼は3つあり乳白色。羽は極めて小さく退化している。産卵管は褐色で棒状。腹部よりやや短く著しく上方に向かって反っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コバネコロギス」の詳細全文を読む
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