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コバノイチヤクソウ(小葉の一薬草、学名:''Pyrola alpina'' )はツツジ科イチヤクソウ属の常緑の多年草〔『日本の野生植物 草本Ⅲ 合弁花類』p.4〕〔『山溪カラー名鑑 日本の野草』p294〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.525〕。 かつてはイチヤクソウ科とされたが、イチヤクソウ科は新しいAPG植物分類体系ではツツジ科に含められている〔『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.378〕。 == 特徴 == 根茎は細長く横にはい、匐枝をだす。葉はやわらかく深緑色で、4-8枚がロゼット状に集まってつく。葉は、長さ1.5-3cm、幅1.3-2.5cmの広楕円形または円形で、長さが幅より長く、先は円いか短くとがり、縁にはとがった短い鋸歯がある。長さ1-3cmになる葉柄がある〔〔〔〔。 花期は7-8月。葉の間から高さ10-15cmになる花茎を伸ばし、総状花序をつけ、3-7個の花が下向きにつく。花茎には、線状披針形で先がとがった長さ3-7mmになる鱗片葉が1個あるが、ない場合もある。苞は広線形で先は鋭くとがり、長さ3-7mmになる。萼片は5個で、3角形になり先はとがり、長さ、幅は約1mmになる。花は白色で花冠が深く5裂して径10-13mmの広鐘形になり、下向きに咲く。雄蕊は10個ある。花柱は長く突き出て湾曲し、長さ6-8mmになり柱頭は小さく5裂する。果実は径5-6mmの蒴果になる〔〔〔〔。 和名の由来は、同属のイチヤクソウに似るが、葉が小型であることによる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コバノイチヤクソウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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