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コバルト緑()は、亜鉛とコバルトの酸化物固溶体で、緑色無機顔料。亜鉛緑。 1780年ドイツ人リンマン (:en:Sven Rinman) によって発見された。A.P.ローリーによれば、最初に文献に登場するのは1835年である。コバルトの亜鉛に対する比率は僅かであり、コバルトと亜鉛の比率を多少変えても色合いは殆ど変化しない。耐光性が高く、濃酸には侵されるがアルカリには侵されない。加えて、かなりの高温でも影響を受けない。しかしながら、透明性が高く彩度もそれ程高くないのに高価である為、美術家には喜ばれていない。マグネシウムを添加したものは暗緑色であり、そうでないものは淡い青緑色になる。Colour Index Generic Name、Pigment Green 19。 == 出典 == * 『顔料の事典』 伊藤 征司郎(編集)朝倉書店 2000/10 ISBN 4254252439 ISBN 978-4254252439 * 『絵具の科学』 ホルベイン工業技術部編 中央公論美術出版社 1994/5(新装普及版) ISBN 480550286x * 『絵具材料ハンドブック』 ホルベイン工業技術部編 中央公論美術出版社 1997/4(新装普及版) ISBN 4805502878 * 『絵画材料事典』 ラザフォード・J・ゲッテンス・ジョージ・L・スタウト著 森田恒之訳 美術出版社 1999/6 ISBN 4254252439 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コバルト緑」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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