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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
コピーバンド(''copy band'')とは、有名なバンドの楽曲を複製し、演奏するバンドを意味する和製英語。 バックバンドを率いているソロアーティストの楽曲をコピーするバンドもある。多くの場合は、特定のバンド、アーティストだけコピー演奏し、衣装やアクションなども似せていることが少なくない。楽曲の版権会社が公認している高い演奏技術、パフォーマンスを備えたコピーバンドでも、マスコミなどからは単なるそっくりさんバンドとして見られることもある〔ビートルズが再びやって来た!? 40年ぶり?「そっくりさんバンド」笑顔 ZAKZAK 2006年6月29日〕。 英語では、カバーバンド(''cover band'')またはカバーズバンド(''covers band'')、トリビュートバンド(''tribute band'')〔ウィキペディア英語版 cover band 〕という。これらは次第に、日本でもよく使われるようになるなかで、「コピー」、「カバー」、「トリビュート」の意味する事柄の違いから、類義語でありながら、それぞれに様々な定義づけが行われ、異なるニュアンスで使われることも増えてきている。 ==コピーバンドの変遷== ===1950年代〜1970年代=== コピーバンドが世界的に盛んになったのは、1950年代〔名ドラマーとして知られるフランキー堺やハナ肇とクレイジーキャッツの桜井センリ、谷啓、植木等が1954年に結成したフランキー堺とシティ・スリッカーズも、スパイク・ジョーンズ&ザ・シティ・スリッカーズのコピーバンドとして始められた。〕以降のことで、ポピュラーなどの楽曲の楽譜、特にバンド向けの楽譜が市販されていない時代から始まっている。そのため、耳コピーで採譜・暗譜するスタイルが多かった。 日本では、大学のサークルなどを中心にしてピーター・ポール&マリー〔ジローズの杉田二郎は、学生時代、ピーター・ポール&マリーのコピーバンドに所属していた。「ダイムコンサートの歩み」 参照。京都ダイムコンサートサイト内〕、ビートルズ、ベンチャーズ、ローリングストーンズなど海外のバンド、フォークグループのコピーバンドが増え、フォーク系、カントリー系、ジャズ系、ロックなど多ジャンルにわたってコピーバンドが増えていった。さらにグループサウンズブームが到来すると、そうしたグループのコピーバンドも登場した。聴衆も演奏者もコピーバンドという認識はなく、人気バンドも多く、セミプロとして活動するコピーバンドも存在した。また、コピー演奏の経験のなかで、腕を磨き、音楽の技術と知識を向上してプロになったミュージシャンは無数にあった〔矢沢永吉が所属したキャロル (バンド)も元々ビートルズのコピーバンドだった。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コピーバンド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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