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コブナグサ : ミニ英和和英辞書
コブナグサ[ぶな]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ブナ : [ぶな]
 【名詞】 1. beech 2. fagus crenata, (n) beech/fagus crenata

コブナグサ : ウィキペディア日本語版
コブナグサ[ぶな]

コブナグサ(子鮒草、学名:''Arthraxon hispidus'' Mak.)は、単子葉植物イネ科コブナグサ属の植物。小柄で、幅広く短い葉が特徴的である。
== 特徴 ==
やや湿ったところに生える一年草で、田畑などにごく普通に見かけるものである。名前の由来は、葉の形が幅広いのをフナに見立てたことからのものらしい。
大きな群落を作ることがよくある。茎は地表をよく這い、よく枝分かれして、節ごとに根を下ろす。匍匐する茎のあちこちから直立する茎を出し、高さは30cmからよく伸びれば50cmまで、多数の葉をつける。葉は基部が葉鞘になり、先端の葉は幅の広い楕円形で、基部はハート形に茎を抱く。葉身は緑色、やや硬くてつやがあり、縁は縮んだように波打つ。葉鞘と葉身の基部には粗い毛が多数出る。
夏以降に花をつける。花は直立する茎の先端からさらに抜け出し、その先端に数本の枝がほぼ掌状に分かれた形のものである。ただし、それぞれの枝には小穂が密着するように着き、それぞれの枝はあまり広がらずに上に伸びるので、棒状の穂が束になったように見える。小穂は薄い緑色のものから紫を強く帯びるものまでさまざま。細い芒が出ることが多い。
湿ったところに多く、水田の周辺や溝などでは大きな集団を作ることがよくある。畑や道端にもよく出現する。北海道から琉球列島まで、ごく普通に見られる。国外では朝鮮、中国から東南アジア、オーストラリアまで分布し、北アメリカには帰化している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コブナグサ」の詳細全文を読む




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