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コマガタケスグリ
コマガタケスグリ(駒ケ岳酸塊〔豊国秀夫編『山渓カラー名鑑 日本の高山植物』(1988年)山と溪谷社〕、学名:''Ribes japonicum'')はスグリ科スグリ属の落葉低木。 == 特徴 == 樹高は1.5mになり、幹がまばらに分枝する。枝の中央に髄ができ、古くなると枝は中空になる。若い枝には軟毛が散生し、樹皮は暗紫褐色になる。葉はふつう前年枝の先端や上方の葉腋から出る。葉柄は長さ5-15cmになり、軟毛が生え、基部に長い羽状毛が生える。葉身は長さ、幅とも7-15cmになり、腎円形で掌状に5中裂し、縁は粗い重鋸歯になり〔茂木透、太田和夫他『樹に咲く花(離弁花2) 山溪ハンディ図鑑4』(2000年)山と溪谷社〕、先端はとがる。裏面には黄色の腺点がある。 花期は5-7月。葉の展開と同時に、長さ10-20cmになる総状花序を前年枝の葉腋から多数だし、垂れ下がる。花は両性。萼は5裂し、直径1cmになり、色ははじめ黄緑色から赤紫色になり〔、5個の萼片が花弁にみえる〔。花弁は5個で白色、萼片より小さく長さは1.5-2mmになる。雄蘂は5個。花柱は2裂する。果実は直径8mmの液果となり、7-8月に赤黒色に熟し〔食用となる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コマガタケスグリ」の詳細全文を読む
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