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コミスキー・パーク : ミニ英和和英辞書
コミスキー・パーク[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

コミスキー・パーク : ウィキペディア日本語版
コミスキー・パーク[ちょうおん]

コミスキー・パーク(''Comiskey Park'')は、アメリカイリノイ州シカゴにかつてあったスタジアム。主に野球に使用され、MLBシカゴ・ホワイトソックスが開場以来80年以上本拠地にしていたほか、ニグロアメリカンリーグシカゴ・アメリカン・ジャイアンツが1941年から1950年までここを本拠地にしていた。また、アメリカンフットボールにも使用されており、NFLシカゴ・カージナルス(現アリゾナ・カージナルス)が1922年から1925年までの間と1929年から1959年の間、ホームスタジアムにしていた。
尚、ホワイトソックスの現本拠地であるUSセルラー・フィールドも、2002年までは「コミスキー・パーク」と名乗っていた。
== 球場の歴史 ==
1901年の球団創設以来、ホワイトソックスは木製の小さなサウス・サイド・パークを本拠地にしていた。1909年のシャイブ・パークの建設によって、鉄鋼コンクリートを使って建設された球場が流行し始め「木製球場はもはや時代遅れ」という風潮が強まるなか、球団オーナーのチャールズ・コミスキーは、鉄鋼とコンクリートで造られる新球場の建設を決定。ホワイトソックスの投手エド・ウォルシュ建築家 Z . タイラー・デイビスにアメリカ各地の野球場を見学させ、新球場の構想を練らせた。そしてコミスキー自身もかつてゴミ集積所だった土地を買い取り、1910年2月10日に建設を開始させた。
内野に2層のスタンドをもつ新球場は5ヶ月で完成。ホワイトソックス・パーク(''White Sox Park'')として7月1日に開場した。前述の通り、設計には投手のウォルシュが関わっているが、彼の影響が大きかったのか、フィールドは広めで投手に有利になっている。
1926年のシーズン終了後に改修を施し、外野席を大幅に増設した。また、中堅後方にあったスコアボードも左翼・右翼両フェンスに移設され、スコアボードの跡地には客席を設置したが、こちらは「打者の視界を遮る」と不評のため、1947年に取り壊された。
1959年にビル・ベックがオーナーに就任すると、様々な仕掛けが施される。中でも有名なのが「ピクニック・エリア」と「爆音スコアボード」である。「ピクニック・エリア」は左翼スタンドの下で選手と同じ目線の高さで試合が楽しめる場所であり、「爆音スコアボード」はスコアボードの上に取り付けられた風車が大きな音をたてながら回る演出である。これらは新球場にも引き続き採用されるほどの名物になった。
ベックは健康を害したため1961年に球団をアリン家に売却した。新オーナーは球場名を「コミスキー・パーク」から「ホワイトソックス・パーク」に戻し、芝の維持費をカットするために内野のみを人工芝にした。しかし1975年、球団のシアトル移転を阻止するためにベックが再びオーナーになると、球場名も内野の芝も元に戻された。
1980年代に入ると、球場も老朽化が目立つようになってきたため、球団は他都市への移転をちらつかせながら地元のイリノイ州とシカゴ市に新球場の建設を迫った。最終的に自治体側が折れ、新球場の建設が1989年5月7日に開始。1990年9月30日にコミスキー・パーク最後の試合が行われた。翌1991年1月、球場の取り壊しが開始。現在ではUSセルラー・フィールドの駐車場にコミスキー・パークのホームプレートが残されている。以降この球場のリニューアルを振り出しに90年代は新球場のオープンラッシュが各所で続くことになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コミスキー・パーク」の詳細全文を読む




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