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『コミックいわて』とは漫画を通して岩手県の魅力を発信する「いわてマンガプロジェクト」の一環として岩手県と岩手日報社が共同で出版している地元岩手県をテーマにしたオムニバス漫画集である。岩手県出身もしくは在住の漫画家9名が描き下ろした漫画といわてマンガ大賞受賞作品の計10作品が掲載されている。石神の丘美術館と萬鉄五郎記念美術館で2010年に開催された漫画をテーマにした展覧会の成功が制作のきっかけとなった。 2011年1月28日に全国発売された。岩手日報社は全国規模の出版取次会社と直接の取引を持たないため、岩手県外への流通業務の大部分に関してはメディアパル社が代行している〔メディアパル社はかつて、県出身作家である内海隆一郎の作品集『30%の幸せ』を発行しており、岩手県にまつわる出版に実績があった。同社はその後、岩手日報社が発行した、東日本大震災に関するグラフ誌の流通業務も行っている〕。巻末には達増拓也岩手県知事によるコメントが掲載されている。初版は当初1万部発行を予定していたが、書店の予約が多く集まったため1万3千部発行となった。2011年3月時点で3万6千部発行と売れ行きが好調であることから2011年度に第2巻発売が決定した。 掲載されている作品のうち、吉田戦車の作品は『まんが親』、小田ひで次の作品は『平成マンガ家実存物語 おはようひで次くん!』といった自身の連載漫画からのスピンオフ作品である。 == 参加漫画家 == * 池野恋 * 神田ジョセフィーヌ * とりのなん子 * そのだつくし * 吉田戦車 * 佐藤智一 * 地下沢中也 * 飛鳥あると * 小田ひで次 * くどうよしと(いわてマンガ大賞受賞作の作者〔いわてマンガ大賞」が決定しました!! - 岩手県サイト〕) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コミックいわて」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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