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コミックヴァルキリー : ウィキペディア日本語版
コミックヴァルキリー[ちょうおん]

コミックヴァルキリー』は、キルタイムコミュニケーションが配信するWEB漫画雑誌。メインコンセプトは「闘うヒロインオンリー漫画雑誌」。2012年11月まではB5版平綴じの漫画雑誌だった。
== 概要 ==
2006年7月二次元ドリームマガジン増刊として創刊され、Vol.3より独立創刊した。当時のキャッチコピーは「18禁ではないからこそ表現出来るドキドキがある!」。
元々成人向け雑誌・書籍を多く発行してきたキルタイムコミュニケーションが出版する全年齢対象の雑誌でもある。そのためか、書店などで本誌や単行本(ヴァルキリーコミックス)が成年向けコーナーに同社の雑誌・書籍と並べて置かれていることも散見された。
雑誌のコンセプトは上記したとおり「闘うヒロインオンリー漫画雑誌」でビキニアーマーの比率も高い。また「エロピンチオンリーマガジン」という裏コンセプトを持ち、少年漫画青年漫画などで散見されるパンチラヒロインの衣服が破れるなどといったソフトエッチシーンをメインに置く漫画を集めた雑誌である。ネット上では「リョナ」というスラングで呼ばれる、ヒロインが殴られるなどして傷つけられる姿に萌えを見出す性的嗜好〔なお、この「リョナ」という言葉の定義は非常に曖昧なものであり、それを巡ってしばしば論争となる。〕も部分的に取り入れられており〔本誌公式サイトでは『御剣ハルカ危機一髪!』の作品紹介ページで「リョナピンチ」という語が一時期だが用いられていた。また、連載作家の一人である渡瀬行人も自サイトの日記で「リョナ」という言葉を使ったことがある。〕、これらによって同社の他成年誌との差別化が図られている。
「闘うヒロインが活躍するお話で、ピンチシーンが入っているもの」というコンセプトに基づいた作品をプロアマチュアを問わず募集し作品持ち込みも受けている。
作品によっては、1冊につき複数話掲載する異例の事象が度々見られる。読み切り作品が後に連載化されることも珍しくない。
2011年、主力作品である『フリージング』がテレビアニメ化された。本誌連載作品がアニメ化されたのはこれが初である。
2012年2月よりニコニコ静画で無料コミック配信を開始〔コミックヴァルキリー作品の無料配信がニコニコ静画で開始 コミックナタリー 2012年2月4日〕。
2012年11月号の全40号を以って紙媒体での発行を終了、2012年11月27日より公式サイトおよびニコニコ静画ほかでの無料WEB配信に完全移行〔コミックヴァルキリーが休刊、WEBへの移行を発表 コミックナタリー 2012年9月27日〕。
WEB配信になるまでは、Vol.1、2が奇数月25日発売、Vol.3からVol.30までが奇数月27日発売、Vol.31からVol.34までが毎月27日発売、Vol.35からVol.40までは再び奇数月27日に発売されていた。定価650円〔Vol.11までは550円だった。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コミックヴァルキリー」の詳細全文を読む




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