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コメンスメント・ベイ級航空母艦 : ミニ英和和英辞書
コメンスメント・ベイ級航空母艦[こめんすめんとべいきゅう こうくうぼかん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きゅう]
  1. (n,n-suf) class, grade, rank 2. school class, grade 
航空 : [こうくう]
 【名詞】 1. aviation 2. flying 
航空母艦 : [こうくうぼかん]
 【名詞】 1. aircraft carrier 
: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
空母 : [くうぼ]
 【名詞】 1. aircraft carrier 
: [はは]
 【名詞】 1. (hum) mother 
母艦 : [ぼかん]
 (n) mother ship
: [かん]
  1. (n,n-suf) warship 

コメンスメント・ベイ級航空母艦 : ウィキペディア日本語版
コメンスメント・ベイ級航空母艦[こめんすめんとべいきゅう こうくうぼかん]

コメンスメント・ベイ級航空母艦(コメンスメントベイきゅう こうくうぼかん、)はアメリカ海軍護衛空母の艦級。アメリカ海軍が第二次世界大戦に作った護衛空母の最後の艦級である。2010年代に大ヒットした映画「永遠の零」におけるラストシーンで、主人公が操る零戦を迎え撃つ空母は本級をモデルとしているとされる。
== 概要 ==
コメンスメント・ベイ級航空母艦は1944年度計画で建造された護衛空母であり、前級のカサブランカ級航空母艦が1隻も起工されていない1942年10月から要目が検討され始めた〔大塚「数は力 力は正義なり!護衛空母群の航空戦力」139ページ〕。サンガモン級航空母艦と同じくT2型油槽船を母体として作られたが、カサブランカ級と同様に改造ではなく船体の設計図面を流用し、改めて設計された上で建造される事となった。そのため、油槽船船体のシーアラインは見えなくなっている。当初、第一次発注分15隻と第二次発注分10隻、その他追加分10隻の合わせて35隻の建造が予定されていたが、設計作業の遅れから全体の建造スケジュールも遅れ、終戦により16隻がキャンセルされて第一次発注分全隻と第二次発注分のうちの5隻のみ完成した〔大塚「数は力 力は正義なり!護衛空母群の航空戦力」140ページ〕。うち、第二次世界大戦に間に合ったのは10隻のみで、しかも既に大勢が決した時期の就役だったため、目立った戦果は見られない。
要目は実質ベースとなったサンガモン級とあまり差はないが、飛行甲板はサンガモン級と比較して前後に長くなった一方で、幅が若干狭められた〔。また、これまで作られた護衛空母と比べて、カタパルトが2基装備されている。2基装備したのは艦載機の発進間隔を短縮するためであったが〔、そのうちの1基は艦載機の大型化を見越して、エセックス級航空母艦に装備されているものと同じ型のカタパルトを装備している〔。また、機関配置も艦尾に集中配置されていたサンガモン級のそれと異なり、シフト配置を採用した〔。兵装は38口径5インチ単装砲2基を艦尾に配置したほか、40ミリ機関砲と20ミリ機銃の数を増加させている。
コメンスメント・ベイ級航空母艦は艦型や性能に余裕があって戦闘による大きな損害もなく、なおかつ大型カタパルトを装備していた事もあって、他の護衛空母とは違って長く現役に留まることが出来〔、戦後も強襲揚陸艦ヘリ空母として活躍した艦も多かった。中には70年代まで現役を続けた艦もあり、見事にアメリカ護衛空母史の掉尾を飾ることとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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