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コモリウオ科[こもりうおか]
コモリウオ科(学名:)は、スズキ目コモリウオ亜目に所属する魚類の分類群の一つ。コモリウオ属のみ1属2種で構成され、頭部から突き出たフックで卵塊をぶら下げて保護する習性がよく知られている〔『Fishes of the World Fourth Edition』 pp.424-425〕。 == 分布・生態 == コモリウオ科はコモリウオ(''Kurtus gulliveri'')と ''K. indicus'' の2種のみを含む小さなグループで、前者はオーストラリア北部・ニューギニア島の淡水・汽水域に、後者はインドからマレーシアにかけての沿岸海域に分布する〔。 本科の雄は頭部にフック状の構造をもち、卵を引っ掛けるように保持する〔。これらの独特の繁殖行動に関しては、オハイオ州立大学のティム・ベラによる多くの研究成果がある〔。しかし、水族館などでの飼育例は少なく、どのように雄の頭部に卵が産みつけられるのか、詳細はほとんど明らかになっていない〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コモリウオ科」の詳細全文を読む
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