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コモンマーモセット : ミニ英和和英辞書
コモンマーモセット[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

コモンマーモセット : ウィキペディア日本語版
コモンマーモセット[ちょうおん]

コモンマーモセット(学名:''Callithrix jacchus'')は、新世界ザルの一種である。もとは、ブラジルの北東沿海部、ピアウイパライバセアラリオグランデドノルテペルナンブーコアラゴアス、そしてバイーア州に生息する。飼育されていた個体が逃げたり、また飼育者が意図的に放獣した事により1920年代にはブラジル南部まで生息域を広げている。例えばリオデジャネイロでは、1929年に野生化で存在している事が見出されているおり、本来の生息域ではない地域では外来種として取り扱われている。特に、近縁種、例えばシロミミマーモセット (''Callithrix aurita'')との交雑や鳥類の巣や卵を襲う事が問題なっている。。
新世界ザルとしては初めて、全ゲノム配列が決定されている。

== 生理学ならびに形態学的特徴 ==

コモンマーモセットはサルとしては小型で、長い尾を特徴とする。オスとメスの大きさの差は小さいが、オスの方が若干大きい。体長はオスで平均、メスで、体重はオスで、メスでである。体毛の色は多色で、茶色、灰色、黄色のものが混ざって存在している。耳は白い長い毛で覆われており、また尾には縞模様がある。顔は皮膚が露出し、前頭部には白い斑がある〔Groves C. (2001) ''Primate taxonomy''. Washington DC: Smithsonian Inst Pr.〕。幼獣は茶色で、黄色い毛と耳の白い毛は後から発達してくる。
他のマーモセット属と同様、コモンマーモセットは鉤爪を持っている。例外は足の親指で、その指だけはその他の霊長類と同様平爪となっている。〔Garber PA, Rosenberger AL, Norconk MA. (1996) "Marmoset misconceptions". In: Norconk MA, Rosenberger AL, Garber PA, editors. ''Adaptive radiations of neotropical primates''. New York: Plenum Pr. p 87-95.〕マーモセットはリスのような樹上生活を送っており、樹に垂直に掴まったり、飛び移ったりする。また枝の上を四つ足で歩行する。〔〔Kinzey WG. 1997. "Synopsis of New World primates (16 genera) ". In: Kinzey WG, editor. ''New world primates: ecology, evolution, and behavior''. New York: Aldine de Gruyter. p 169-324.〕。鉤爪は、そのような行動様式に適応した結果だと考えられる。またマーモセット属と共通な特徴として、ノミのような形をした大きな切歯と食餌に適応した盲腸があげられる〔

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コモンマーモセット」の詳細全文を読む




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