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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
コモン・モード()正負両差動入力端子に現れる波形が同位相であることをいう。逆はノーマル・モード()である。 図で、上の例では正負の信号線に同じ位相、同じ大きさの雑音が乗っている。この場合、差動入力回路における減算が理想的(CMRRが無限大)であれば、雑音は完全に打ち消されてしまい、出力には現れない。逆に下の例では、両信号線における雑音の位相が逆であり、差動入力の結果雑音は倍の振幅になって現れる。前者をコモン・モード雑音、後者をノーマル・モード雑音と呼ぶ。 正負の信号線が接近しており、入出力インピーダンスが同程度で整合していれば、外来雑音は両信号線に同様に影響しコモン・モードの雑音となることが期待される。業務用マイクロホン等を平衡接続するのはこれを狙ったものである。さらに、正負の信号線を縒り合わせると効果的に信号線が接近するだけでなく、見かけのインダクタンスを小さくすることができる(両信号線のインダクタンスが打ち消し合う)。ツイステッドペアが10BASE-Tなどの高速信号線に用いられる理由である。 ==関連項目== *平衡接続 コモン・モードを利用した伝送。 *フィルタ回路-バラン (電子工学)-チョークコイル *電力線搬送通信 コモン・モードノイズが発生するといわれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コモン・モード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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