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コリネバクテリウム属(コリネバクテリウムぞく、''Corynebacterium'')はグラム陽性桿菌で、放線菌に分類される真正細菌の一属。 == 特徴 == まっすぐ、またはわずかに湾曲した、先端成長型の桿菌であり、しばしば菌体の両端または片端が膨れた、棍棒状の形態を示す。属名の''Corynebacterium''は、この形態に由来する(''Coryne-'': 棍棒状の、''bacterium'': 細菌)。顕微鏡下では、V字、Y字、T字型などの特徴的な配列を示すものが多い。 結核菌と比較的近縁であり、細胞壁にミコール酸と呼ばれる脂質を含有するという特徴がある。外毒素を産生して、動物やヒトに対する病原性を持つものが含まれる。 自然界のさまざまなところに分布しており、一部のものはヒトの気道粘膜などに存在する常在細菌の一種でもある。このうち、ジフテリア菌はヒトに対する病原性を有する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コリネバクテリウム属」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Corynebacterium 」があります。 スポンサード リンク
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