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コルチュラ島 (-とう、クロアチア語:Korčula、ギリシャ語:Κορκυρα Μελαινα、ラテン語:''Corcyra Nigra''または''Korkyra Melaina''、古スラヴ語:''Krkar''、イタリア語及びヴェネツィア方言:''Curzola'')は、クロアチア、ドゥブロヴニク=ネレトヴァ郡の島。アドリア海に浮かぶ。面積279平方キロメートル。島は東西に46.8キロメートルと長く、南北の長さ平均は7.8キロメートルと、細長い形をしている。本土のダルマチア地方と向かい合っている。島の総人口は16,182人(2001年)であり、ダルマチア諸島の中ではクルク島の次に人口が多い。そのうち96.77%はクロアチア人、残りは少数民族である 。 == 地理 == コルチュラ島は、ダルマチア諸島の中ほどにあり、幅900メートルから3,000メートルほどの狭いペリェシャツ海峡(Pelješac)によって本土のペリェシャツ半島と切り離されている。のこぎりの歯のように入り組んだ海岸に沿うダルマチア諸島中、6番目の面積を持つ。島の最高点はクルプツァ(Klupca)の568メートル、コム(Kom)の510メートルである。気候は温暖である。1月の平均気温は9.8℃、7月の平均気温は26.9℃。年間平均降雨量は1,100ミリ。島は広大なマツ林を含む地中海性の植物相で主として覆われている。 島内の自治体は、コルチュラ(Korčula)、ヴェラ・ルカ(Vela Luka)とブラト(Blato)の町や、海岸部の村ルムバルダ(Lumbarda)とラチシチェ(Račišće)、内陸の村ジルノヴォ(Žrnovo)、ププナト(Pupnat)、スモクヴィツァ(Smokvica)、チャラ(Čara)からなる。主要道は、北岸沿いに走る分道があるラチシチェを除き、島の山沿いに東岸のルムバルダから西岸のヴェラ・ルカへ通って全ての居住区をつないでいる。コルチュラの町から、ペリェシャツ半島の町オレビチ、本土の村ドルヴェニクにフェリーが往復する。その他のフェリー便に、ヴェラ・ルカ=スプリト間、ヴェラ・ルカ=ラストヴォ島間がある。高速二連船が、コルチュラとヴェラ・ルカから、スプリト、フヴァル島、ラストヴォ島をつなぐ。主要なアドリア海フェリー定期船が、コルチュラをドゥブロヴニク、スプリト、ザダル、リエカを結び、夏期にはイタリアのアドリア海沿岸海港から直行便フェリーがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コルチュラ島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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