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コルト・シングルアクション・アーミー(英語: Colt Single Action Army)とは、西部開拓時代に使用されていた回転式拳銃。生産は現在でも継続されている。通称は「ピースメーカー」。1872年から20年ほどアメリカ陸軍に制式採用されており、この際の制式名はM1873。 == 概要 == 装弾数は6発。弾薬には.45LC(ロングコルト)弾を使用するが、ウィンチェスターライフルと弾薬の互換性を持たせるため、.44-40弾を使用する物も存在していた。当初は黒色火薬を用いた弾薬を前提とした設計であったが、後に無煙火薬にも対応した。能動的な安全装置は持たない。 当時、金属薬莢式リボルバーの開発でスミス&ウェッソン社に後れを取っていたコルト社が、従来の自社製パーカッション式リボルバーのシリンダー上部にフレームを渡して強度改善を図る形で、本銃のデザインが考案された。撃鉄をハーフ・コックにしてから回転式弾倉後部のローディングゲートを開け、そこから弾薬を1発ずつ装填、排莢する方法を採用しているが、同時期に存在したスミス&ウェッソン社製のリボルバーや、レミントン・ニューアーミーなどは、弾倉の軸をスイッチ一つで抜き、弾薬を弾倉ごと交換する機構を持っており、予備のシリンダーを多数所持しておくことで、全ての弾薬を素早い再装填することが可能であった。 ただし、フィクションの世界ではシリンダーごと交換する描写も存在するが、現実において、シリンダーだけ別売りされたという記録が確認されたわけではないため、フィクションの演出という可能性もある。 その反面、SAAの固定フレームと単純なメカニズムによる信頼性、.45LC(ロングコルト)弾の威力は、1911年に制式拳銃がコルト・ガバメントに更新されるまで、アメリカ軍の将兵から評価を得ていた。また、「北米大陸最古の州管轄法執行組織」という歴史を持ち、西部劇でも度々登場する有名な「テキサス・レンジャー」では、現在でも一部の隊員の中にはSAAを装備して勤務している者もいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コルト・シングル・アクション・アーミー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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