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コルビー・ライアン・ラスムス(Colby Ryan Rasmus, 1986年8月11日 - )は、アメリカ合衆国・ジョージア州コロンバス出身のプロ野球選手(外野手)。左投左打。MLBのヒューストン・アストロズに所属している。 弟のコーリーもロサンゼルス・エンゼルスに所属するプロ野球選手(投手)である。 == 経歴 == === カージナルス時代 === のMLBドラフトでセントルイス・カージナルスから1巡目(全体28位)指名され、プロ入り。、と2年連続でカージナルス傘下の最優秀マイナー選手に選出され、ベースボール・アメリカ誌の有望株ランキングでは2007年から3年連続でカージナルス傘下で最高評価を受けた。 2007年シーズン終了後、カージナルスで中堅手を務めたジム・エドモンズのサンディエゴ・パドレスへのトレード移籍はラスムスに出場機会を与えるためと言われたが、開幕をAAA級メンフィス・レッドバーズで迎えた〔「MLBの未来を担う5人の新星 ファイブ・ライジングスターズ」 『月刊スラッガー』2008年6月号、日本スポーツ企画出版社、2008年、雑誌15509-6、73頁。〕。結局、メジャーに昇格することなくシーズンを終えた。 4月7日のピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビュー。4打数2安打を記録し、華々しいメジャーデビューを果たした。最終的には147試合に出場し、打率.251・16本塁打・52打点という成績を記録し、新人王投票では8位にランクインした。 は、前年よりも3試合少ない144試合の出場で、打率.276・23本塁打・68打点・12盗塁を記録し、いずれの部門でも2009年を上回る数字をマークした。一方、出場試合数を超える148三振を喫するなど、三振の多さが目立った。しかし、その他得点・安打・二塁打・三塁打・四球・出塁率・長打率・OPSなどの部門でも前年より優れた数字を残した為、野球面では飛躍したシーズンとなった。しかし、シーズン開幕前にラスムスがチームのGMに対し、出場機会が十分に確保出来ないのであればトレードして欲しいと、自身のトレードを要求した。また、以前よりコルビーの父親であるトニー・ラスムスが、マイナーリーグで好成績を残していた息子のコルビーがメジャーに昇格していない事に対し、球団批判を行っているという事実もあった〔。実際にシーズンが開幕すると、一定の出場機会が与えられていた為、不満を述べなかったラスムスだったが〔、後半戦に若手選手のジョン・ジェイに出番が与えられた事に伴って出場機会が減少し始めると、再びトレードを要求した〔。コルビーがトレードを要求した時期は、チームが首位に躍り出て、チーム・ファンともに意気が向上していた時期だったので、このコルビーのトレード要求は大きく批判された〔。また、アルバート・プホルスもこの行いを非難した。これについて友成那智は自著の中で、「チームリーダーのプーホールスが怒りを爆発させ、『そういうことを公然と言うヤツには来年ここにいてほしくない。チームメートへの侮辱にもつながることだからね。ウチはヤンキースに次ぐ名門球団なんだ。下から上がってきて間もないヤツが、なぜそんなことを言うのか理解に苦しむよ。口を閉じて自分の技量を磨くのがあいつのやるべきことだ。やり方が間違っている』と批判し、大きなニュースになった」と著している〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コルビー・ラスムス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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