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コレット・ベッソン(Colette Besson、1946年4月7日- 2005年8月9日)は、フランスの陸上競技選手。シャラント=マリティーム県サン=ジョルジュ=ド=ディドンヌ生まれ。1968年メキシコオリンピックの金メダリストである。 == 経歴 == ベッソンは16歳で陸上をはじめ、18歳の時の200mの記録は25秒03というものであった。1968年にはメキシコオリンピックに出場。女子400mにエントリーした。この種目はイギリスのリリアン・ボードが優勝候補の最右翼であった。一方ベッソンは無名であった。予選を突破し決勝に進出したのも意外と思われていた。決勝では、第4コーナーを回り直線に入ったところでボードがリード、ベッソンは5位であった。ここからベッソンは驚異的な伸びを見せ、最後はボードを0秒1かわして大番狂わせの金メダルを獲得。52秒03の優勝タイムは自己ベストを1秒8も更新するものであった。 翌1969年のヨーロッパ選手権では、400mの決勝で51秒7の世界記録を出す。しかし、同じフランスのニコル・デュクロと同タイムとなり、写真判定の結果銀メダルに終わった。さらに4×400mリレーには、世界記録を出したデュクロとともに出場。アンカーのベッソンはイギリスのアンカーのボードとの激戦の末3分30秒8の同タイムとなり、この種目も写真判定の結果銀メダルに終わり、ベッソンはボードにオリンピックの雪辱を果たされた。 ベッソンは、その後主だった成績を残すことなく1977年に現役を引退。引退後は夫とともに、トーゴにおいて陸上のコーチ、その後、国内でマルティニーク、タヒチ、レユニオンとパリにおいて指導に当たった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コレット・ベッソン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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