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コローニ・FC187 (Coloni FC187) は、コローニ・モータースポーツがのF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。コローニのデビュー作となった車両で、2レースに参加した。それまでコローニは、外部に開発を委託した車両でF3やF3000に参戦していた。FC187は次作のFC188、FC188Bの基礎となった。 ==開発== FC187は以前ダラーラで働いていた25歳のエンジニア、ロベルト・オーリによって設計された〔Hodges: ''Rennwagen von A–Z nach 1945.'' 1994, S. 57, bei Ménard: ''La Grand Encyclopédie de la Formule 1.'' 2000, S. 604, オーリはしばしばマウリシオ・オーリと誤って呼ばれる。〕。その設計はコンベンショナルな物であったと記述される〔Hodges: ''A–Z of Grand Prix Cars.'' 2001, S. 60: „a wholly conventional car.“〕〔Cimarosti: ''Das Jahrhundert des Rennsports.'' 1997, S. 378.〕。モノコックは樹脂製で、シャシーの寸法およびレイアウトはドライバーの安全性向上のために規定された1988年のレギュレーションに対応するよう設計された〔''Motorsport aktuell.'' Heft 27, 1987, S. 9. これにはペダル類の位置は前車軸より後に位置するといういわゆるフットボックス・レギュレーションも含まれる。〕。ホイールベースは2800mmと比較的長く取られた〔Cimarosti: ''Das Jahrhundert des Rennsports.'' 1997, S. 382. 1987年シーズン、競争力のある車両のホイールベースは比較的短かった。AGS、リジェ、オゼッラ、ザクスピードといった車両はホイールベースが長かった。〕。サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーンとタイロッドから成る〔Hodges: ''Rennwagen von A–Z nach 1945.'' 1994, S. 57.〕。ボディはコンベンショナルなデザインで、エアボックスを持たずフラットなエンジンカバーを装着した。 エンジンはノヴァモーターがチューニングしたコスワースDFZを搭載した〔http://www.inside-racing.de/ Modellgeschichte des Coloni FC187 auf der Internetseite www.inside-racing.de (abgerufen am 16. Februar 2011).〕 〔Übersicht über die in der Formel 1 verwendeten Triebwerke und die Tuningbetriebe auf der Internetseite forix.autosport.com (abgerufen am 16. Februar 2011).〕。トランスミッションは他の小チーム同様、ヒューランド製の6速ギアボックスを搭載した。FC187の重量は510kgで、これは1987年のF1マシンの中で最も重かった〔Cimarosti: ''Das Jahrhundert des Rennsports.'' 1997, S. 382.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コローニ・FC187」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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