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コングスベルグ・コルト
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コングスベルグ・コルト : ウィキペディア日本語版 | コングスベルグ・コルト
コングスベルグ・コルト(Kongsberg Colt)は、ノルウェーのコングスベルグ兵器廠(Kongsberg Vaapenfabrikk, コングスベルグ・グルッペンの前身)によって製造されたM1911拳銃の通称である。 == 歴史 == 1893年、ノルウェー軍は全軍の標準拳銃として、ナガン・リボルバーをM/1893の制式名称で採用した。ナガン・リボルバーは、長らく制式拳銃として使用されていたが、1904年になると後継拳銃の選定が始まった。1911年、選定委員会は.38ACP弾を使用するコルトM1902拳銃の採用を決定し、試験運用のためにロンドンのコルト社代理店から25丁を購入した。しかし、まもなくしてアメリカ軍が新型の45口径拳銃M1911を採用した事を受けて、選定委員会は追加でM1911の評価を行う事にした。1913年1月、M1911がノルウェーに届く。そして、1914年初頭までの評価試験を通じて、選定委員会は1914年8月にM1911の制式採用を決定し、M/1914の制式名称を与えた。1914年9月には、ベルギーのFN社とノルウェー当局がノルウェー国内での生産を認める契約を交わし、コングスベルグ兵器廠における生産が始まった〔。
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