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コンソン島(コンソンとう、、、)は、南シナ海にある内の島。ベトナムのバリア=ブンタウ省に属し、12の島群からなる同諸島の中でも最大規模を誇る〔Kelley, p 5-116〕。 ブンタウから約185キロ、ホーチミン市から230キロ離れ、主島の最高点は584メートル、面積は75.15平方キロ〔コンソン島 〕。 == 歴史 == 同島は早くから西洋に認識されており、クラウディオス・プトレマイオスの著書『』にはその名が示されている〔Albert Herrmann, „Der Magnus Sinus und Cattigara nach Ptolemaeus“ (The Sinus Magnus and Cattigara according to Ptolemy),International Geographical Congress, ''Comptes Rendus du Congrès International de Géographie, Amsterdam, 1938,'' Leiden, Brill, 1938, tome II, section IV, p.127.〕。また、マルコ・ポーロもコンドール島の名で記録を残している〔Sir Henry Yule (ed.), ''The Book of Ser Marco Polo'' (London, Murray, 1921), Volume 2, 280-283.〕。 1702年、イギリス東インド会社が同島がベトナムの影響下にないことを確認し支配下に置いたが、1705年3月にスラウェシ島からの傭兵の攻撃を受け壊滅する。 1787年、ルイ16世は復権を狙う広南国の末裔グエン・フック・アイン(のちの阮朝初代皇帝・嘉隆帝)とを締結。軍事的協力と引き換えに同島の支配権を獲得した。フランスはこの島をプロコンドール島(Pulo Condore、Puloはマレー語で島を意味するpulauに由来)と命名し、1861年を開設。独立運動を展開した政治犯の流刑地に利用した。著名な収監者にはファム・ヴァン・ドンやレ・ドゥク・ト、がいる〔Kelley, p 5-116〕。1954年に同刑務所はベトナム国政府、続くベトナム共和国の管轄となり、ベトナム戦争中にはベトナム民主共和国(北ベトナム)側の捕虜や協力者が多数収監された。 現在はココヤシやコーヒー豆の栽培が行われる。ホーチミン市との間に定期船が通い、空港も開設されている。 自然が豊かなことで知られており、2013年にはロンリープラネットにて「世界でも最も神秘的な島トップ9」の一つに選定された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コンソン島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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