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コンビクトシクリッド(学名:''Amatitlania nigrofasciata'') は、スズキ目・シクリッド科に分類されるシクリッドの一種。日本の沖縄県に定着する外来種で、中央アメリカ原産。観賞魚として人気で、魚類の行動に関する研究においてよく用いられる〔Robins CR, Bailey RM, Bond CE, Brooker JR, Lachner EA, Lea RN, Scott WB (1991) World fishes important to North Americans. Exclusive of species from the continental waters of the United States and Canada. ''Am. Fish. Soc. Spec. Publ.'' 21: p. 243.〕。 ==分類== 本種はとが中央アメリカで集めた標本をもとに、アルベルト・ギュンターによって1867年にはじめて記載された〔 Günther A (1866) On the fishes of the states of Central America, founded upon specimens collected in fresh and marine waters of various parts of that country by Messrs. Salvin and Godman and Capt. J. M. Dow. '' Proc. Zool. Soc. Lond.'' 600–604.〕。2007年には''Archocentrus''属から、新属の''Amatitlania''属へと移動された〔。しかしながら2008年には、''Amatitlania''属の種を''Hypsophrys''属に移動させることを提案する研究が発表されている。 コンビクトシクリッドは分布域の中でも体色の差異が非常に大きい〔Heijns W (2001) A convict from the Volcano Cichlid Room Companion Ed. Juan Miguel Artigas Azas.〕〔Azas JMA (2002) ''Cryptoheros'', The Small Central American Cichlids Cichlid Room Companion Ed. Juan Miguel Artigas Azas.〕。近年ではこうした地域間での差異に基づいて、いくつかの種が本種から分割されている〔。それぞれの分布域は以下の通り。 *''Amatitlania siquia'' - ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカの大西洋側 *''Amatitlania coatepeque'' - エルサルバドルのCoatepeque湖 *''Amatitlania kanna'' - パナマの大西洋側 右の分類表に示したように、本種にはいくつかのシノニムが存在する〔 〕。 英名の「コンビクトシクリッド」(Convict cichlid)、つまり「囚人のシクリッド」とは魚体にある黒い帯がイギリスの囚人服に似ていることに因んだものである。種小名の''nigrofasciatus''は「黒い帯のある」という意味である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コンビクトシクリッド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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