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コンポーネントステレオ
(n) component stereo, (n) component stereo =========================== ・ コンポーネントステレオ : [こんぽーねんとすてれお] (n) component stereo, (n) component stereo ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
コンポーネントステレオ(和製英語: Component stereo outfit、)は、ユーザーが好みの製品(レコードプレイヤー・アンプ・チューナー・スピーカーなど)を別々に購入し、その組み合わせによって構築するHi-Fi音響機器のことである。こんにちでは「オーディオ」と呼ばれることのほうが多く、「ステレオ」という名称はセパレート型の時代からの伝統的なものである。単に「コンポ」とも略称される(ただし、その略称は現在では「ミニコンポ」を指す場合が多い)。 それぞれの機器は「単品コンポ(略称:単コン)」とも総称される。レコードプレーヤー・チューナー以外の入力装置(テープ・CD・ビデオなど)はデッキと呼ばれる。 一般に、19インチラック実装の業務用機器に範をとった幅17インチ(約432ミリ)の「フルサイズコンポ」(およびそれに組み合わせることが前提のスピーカー)を特に指すことが多く、それより大きい(たとえばオープンリールテープレコーダーなど)ないし小さい単機能の機器はあまり含まない。また、同様の構成をとる音響機器で、幅を36cm程度としたもの、およびそれ以降の小型化を進めたものはミニコンポとされる。 いわゆる「オーディオマニア」の求めるいわゆる「高級オーディオ」機器は一般にコンポーネントステレオである。 ==歴史== ===セパレート型からコンポーネントへ=== 1960年代から1970年代の初めにかけて人気があったのはセパレート型ステレオだった。家具のようなどっしりとしたデザインで、低音も豊かな、当時としては十分な音質を楽しむことができ、コンポーネントステレオを揃えるよりも安価であった。しかし拡張性がほとんどなく(テープデッキを接続できる程度)、また、一部の機能の故障の場合でも、装置全体をばらしての修理をしなければならなかった。 1970年代になると、レコードプレーヤーに、ベルトドライブに代わってS/N比等の性能が非常によいダイレクトドライブが登場し、アンプの出力も年ごとに向上するなど、技術躍進がめざましくなり、とくにカートリッジを交換するだけで音質の変化を楽しめることも好評となり、コンポーネントステレオはセパレート型ステレオに代わるステレオセットの当時の主流になった。長岡鉄男などによるオーディオ関連の書籍も多く出版され、1977年には、NHK教育の『技能講座』で「オーディオ入門」が放映された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コンポーネントステレオ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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