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高 銀(コ・ウン、1933年8月1日 - )は、韓国の詩人、作家。本名は高 銀泰(コ・ウンテ、)。 韓国の報道機関では2002年ごろから毎年独自にノーベル文学賞候補者として名が挙げられている〔노벨문학상 올해는? 、KBS 2012年10月2日〕〔高銀氏がノーベル文学賞候補に 〕。 == 来歴 == 1933年、全羅北道群山(現群山市)に生まれる。群山中学校中退。1952年、慶尚南道の古刹海印寺に入山し、一超という法名を授かる。僧侶生活を送るなか、1958年に「肺結核」を発表した。1960年、初の詩集「彼岸桜」を発表。直後に還俗し、本格的に作家活動を開始する。 創作活動の一方で社会活動にも参画し、朴正煕政権下の1970年代には、当時獄中にあった金芝河の救援活動を行うなど、民主化運動に取り組む中で複数回にわたって投獄され、拷問によって片耳の聴覚を失った(その後の手術により回復)。 1980年には金大中(当時は在野の民主化運動家)らとともに国家保安法違反で逮捕され、懲役10年の判決を受けた。1982年、刑の執行停止で出獄した後も韓国論壇を代表する存在として投獄中の作家や芸術家の釈放運動に取り組んだ。1988年、『創作と批評』誌の万海文学賞を受賞。現在まで南北朝鮮の作家や芸術家の交流に力を入れており、南北作家会談の代表団長も務めている。韓国芸術総合学校で教鞭もとる。 2000年6月の南北首脳会談の際には金大中大統領に同行し、南北両首脳の前で統一への思いを詠んだ詩を朗読した。2015年現在、詩作が27ヶ国語に翻訳されている〔Everyone could be a poet - Ko Un 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高銀」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ko Un 」があります。 スポンサード リンク
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