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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
共生マーケティング(きょうせいマーケティング、)あるいはコ・マーケティング()〔清水公一(1981)「コ・マーケティングにおける広告、CI等の位置づけ」『日経広告研究所報』VOL80、第15巻5号、16-23ページ。〕とは、企業と企業、企業と消費者、国と国、人間と自然が共に生きることを大前提とし、利益よりも信頼を最優先する自由市場経済におけるマーケティングをいう。〔清水公一(2003)『共生マーケティング戦略論』第4版(創成社)pp.25-62. ISBN4-7944-2158-3 C3034〕 企業同士のコラボレーションはもちろん、企業と消費者がソーシャルメディア等を通じて相互にグローバルに作用し合いながら、コモディティ、コスト、コミュニケーション、チャネル戦略を遂行するというもの。特に消費者の信頼を第一とする食品業界等では関心を持ちはじめ、導入を検討しているところも出ている。〔カルビー取締役副社長明田征洋(2006)「第21講、企業経営と広告」、平成18年版『広告に携わる人の総合講座』日経広告研究所 pp.307-321。〕企業はかつて公害問題を解決できたのであるから、子育ても介護も、地球環境問題と同様に企業経営の中で社会的コストを考慮して考えていくことになるというもの。 == マーケティング1.0(売りのしくみ)の4Pを考える == 1960年代の経済の高度経済成長を支えてきたマーケティングは4P〔(Product(製品), Price(価格), Place(場所), Promotion(販売促進)〕のマーケティングミックス要因を中心に遂行すると利益が得られるというものであった。 *Productは前に導くというラテン語の原義のとおり、オートメーション工場のベルトコンベアから吐き出される量産品でヒューマンタッチではないイメージがあり、造って売り込むというプロダクトアウトのニュアンスがある。自動車部品の欠陥が増えたり食品偽装が存在したりするのは利益を第一に考えるからである。 *Priceでは製品価格の概念のみであり、地球環境を踏まえたトータルコストのような概念が含まれていない。 *Placeでは場所を示すだけで、ソーシャルメディア時代の商品のダイナミックな流れを感じることがない。 *Promotionは販売促進ということであるから、造って売り込むというプロダクト・アウトそのものであり、人々の繋がり、エンゲージメントといったソーシャルな面が足りない。 消費者重視の、よりきめ細かい活動を必要とする低成長時代にあっては4Pではなく4Cで見ていったほうが適切というのが共生マーケティングである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「共生マーケティング」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Co-marketing 」があります。 スポンサード リンク
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