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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
コートジボワール共和国(コートジボワールきょうわこく)、通称コートジボワールは、西アフリカに位置する共和制国家。東にガーナ、北にブルキナファソ、マリ、西にギニア、リベリアと国境を接し、南は大西洋に面する。首都はヤムスクロ(ただし、実質上の首都機能は旧首都のアビジャンが担っている)。かつて日本では「象牙海岸共和国」と呼ばれていたが、後述の理由から現在は用いられない。 独立後、親仏政策の下でイボワールの奇跡()と呼ばれる高度経済成長を達成したが、1990年代の政治不安の後、2002年にはが勃発したほか、2010年の大統領選挙の結果をめぐり4ヶ月間も混乱が生じた()。 == 国名 == 国名は公用語のフランス語を正式名称としており、(レピュブリック・ドゥ・コットディヴワール〔アポロ仏和辞典(角川書店 ISBN 4-04-012700-5)による発音のカタカナ表記より〕)。通称が ( )。フランス語では、国名・地名などの固有名詞が2つ以上の単語から成る場合はトレデュニオン(ハイフン)で繋げることになっているため ''Côte-d'Ivoire'' との表記も見られるが、同国政府はトレデュニオンを挟まないものを正式名称としている。 ''Côte d'Ivoire'' は、Côte(海岸)、d'(「~の」を意味する de のエリジオン)、Ivoire(象牙)、すなわち「象牙の海岸」という意味であり、同国が独立する以前からこの地域の海岸名として日本語では「象牙海岸(ぞうげかいがん)」、英語では「(アイヴォリ・コウスト)」、ドイツ語では「〔, ''エルフェンバインキュステ''〕」、スペイン語では「〔コスタ・デ・マルフィル〕」、イタリア語では「〔コスタ・ダヴォーリョ〕」のように各国語に訳されていた。同国建国後もこれら各国語訳を同国の国名として各国は用いていたが、同国政府が翻訳国名ではなくフランス語国名の使用を他国に要請しているため(参考:エクソニム)、日本でも外務省と日本郵便は「象牙海岸(共和国)」としていた国名を用いないようになっている。 現在の英語表記はフランス語に従って、(リパブリク・ァヴ・コウトゥ・ディヴワ)。通称が ()。 現在の日本語表記は、コートジボワール共和国。通称がコートジボワール。地図帳や教科書などではコートジボアールとの表記も見られる。日本語では字数が多いためコートジと略されることもあるが、駐日コートジボワール大使館は「コートジボワールという国名に残念ながら、略称は存在しない。コートジボワールとそのまま表記してほしい」としており、在コートジボワール日本大使館では公式としての略称ではなく関係者間で何について話しているか分かっているという前提であるとしている〔コートジボワール どう略せばいい? - THE PAGE、2014年6月6日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コートジボワール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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