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コーヒーカップ()とは、コーヒーを飲む時に用いられる茶碗のこと〔広辞苑第六版「コーヒーカップ」〕。「コーヒー碗」あるいは「コーヒー茶碗」ともいう〔。 == 概説 == 上辺の開きが(比較的)少なくて、取っ手がついている洋風茶碗である〔。 一般的に米国ではティーカップよりも大きく〔 大修館書店 『ジーニアス英和辞典(第4版)』 377頁〕、英国ではティーカップよりも小さい〔。 手付き〔特許庁「意匠分類定義カード(C5)」 〕(取っ手付き・持ち手付き)、脚付き〔、これらの両方が付いた手脚付き〔がある。また、容器体と脚部(ホルダー)が分離しているものもある〔(インサートカップ)。 ティーカップと同様に取手付きのカップとソーサー(受け皿)をセットにしたものもある〔。また、コーヒーポット、ミルクピッチャー、砂糖入れなどとともにコーヒーセットを構成する〔。 一般なスタイルのコーヒーカップは、紅茶用のティーカップと比較して口が小さく、カップの上下での幅の違いが少ない。これは一説には、コーヒーの香りが飛んでしまうのを抑え、コーヒーが冷めるのを防ぐためだと言われる。 なお、北ヨーロッパでは、コーヒーカップの中でも特に背が高い、トールカップと呼ばれるコーヒーカップが好んで使用される。特に寒い時期は、このトールカップにホットコーヒーを注ぎ、それを両手で包むように持つことによって、手も温めている者がしばしば見られる〔柄沢 和雄 『コーヒードリンク246』 p.154 柴田書店 1995年8月10日発行 ISBN 4-388-05755-X〕。 喫茶店の学校などでしっかりしたトレーニングを受けた店主や店員がコーヒーを提供する場合は、(ほぼ間違いなく)お客から見て左側に「取っ手」が来るようにコーヒーカップを置く。これは「フレンチスタイル」などと呼ばれており、元をたどればフランス流である。なぜ左側に取っ手なのかというと、お客はまずは砂糖やミルクなどを入れて、自然と(利き手のことが多い)右手でスプーンを持ってかき混ぜようとする。その時、カップをひっくり返さないようにそれを支えようとするが、それは自然と左手になるので、カップの取っ手は左側にあったほうが都合が良い(左側に取っ手が無いと、熱い部分を持ってしまうことになり、火傷をしかねない)。お客はスプーンで混ぜた後にスプーンを置き(優雅に)カップを半回転させ右側に来た取っ手を持って飲む、というのがフレンチスタイルである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コーヒーカップ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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