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ちゃぶ台、チャブ台(ちゃぶだい)は、日本で用いられる四本脚の食事用座卓である。一般的に方形あるいは円形をしており、折畳みができるものが多い。上座、下座という上下の関係があまり感じられず、昭和初期の家族の団欒を象徴するシンボルとして取り上げられる。1887年(明治20年)ごろより使用されるようになり、1920年代後半に全国的な普及を見た。しかし1960年(昭和35年)ごろより椅子式のダイニングテーブルが普及し始め、利用家庭は減少していった。 == 語源 == ちゃぶ台の当て字としては、卓袱台のほか、茶袱台、茶部台、食机などがあり、その他にも古くは森田草平の『煤煙』や徳田秋声の『黴』で書かれている餉台などがある。また、地域によっても呼称は異なり、富山県、岐阜県、三重県、兵庫県、佐賀県、長崎県、熊本県などの一部ではシップクダイ、シッポクダイ、ショップクダイと、岩手県、富山県、岐阜県、滋賀県、鳥取県、島根県、愛媛県などの一部では飯台と呼称される場合がある。茶部台の語源は、お茶を飲む部屋の台から来たとするものなどがある。 語源についても諸説あり、正確には判っていない。有力なものとしては中国語でテーブル掛けを意味する卓袱(南中国音ではチャフ)から来たとするもの、同じくご飯を食べることを意味する吃飯(チャフン、ジャブン)から来たとするもの、中国人移民からアメリカへ広まった料理チャプスイ(、チョップスウイ、チョプスイ)が元になったとするものなどがある。 1870年(明治3年)に仮名垣魯文が著した『萬國航海西洋道中膝栗毛』に既にチャブダイという言葉が西洋料理店の食卓を指す俗語として登場していることから、名称としてはこの頃には広まっていた可能性がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ちゃぶ台」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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