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コールサック社 : ミニ英和和英辞書
コールサック社[こーるさっくしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [やしろ]
 (n) shrine (usually Shinto)

コールサック社 : ウィキペディア日本語版
コールサック社[こーるさっくしゃ]

株式会社コールサック社(こーるさっくしゃ)は、東京都板橋区に本社を置く日本出版社俳句短歌などの短詩形文学を主に扱う出版社。社名の由来は宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」にでてくる「石炭袋」(英語コールサック)から取られており、宮澤賢治の詩的精神や平和思想を根幹にして出版活動をしている。
==概要==
詩人評論家鈴木比佐雄編集によって発行所コールサック社から1987年12月に個人詩誌「コールサック」(石炭袋)が創刊され、現在まで年に3回継続的に刊行されている。同詩誌は2010年より鈴木比佐雄・佐相憲一の共同編集となりコールサック社の機関誌になった。創刊号からシベリア抑留詩人で戦後詩を切り拓いた詩誌「列島」の鳴海英吉や、戦後に大阪で「山河」を創刊し「列島」にも参加した浜田知章などが中心的なメンバーとして参加した。そんな「列島」詩人たちが提起した、リアリズム精神や他者性、社会性、アジアの観点、戦争責任などの課題を詩誌「コールサック」(石炭袋)は担っている。2000年鳴海英吉が死去後、『鳴海英吉全詩集』の刊行会が立ち上がり、刊行後は「鳴海英吉研究会」が開催されている。その研究会のメンバーの支援を背景にして鈴木比佐雄は2006年にコールサック社を設立した。
2007年には、戦後間もないころから広島長崎の悲劇を決して地球上で繰り返さないという原爆詩運動を提唱していた浜田知章・長谷川龍生御庄博実石川逸子などを始めとする詩人たちの支援により『原爆詩一八一人集』(日本語版・英語版の2冊)を刊行した。同著は翌年の2008年に宮沢賢治学会の「イーハトーブ賞奨励賞」を受賞した。2009年には『大空襲三一〇人詩集』を刊行し、上記二冊のアンソロジー詩集は朝日新聞の「天声人語」に取り上げられた。また東日本大震災後の2011年には『命が危ない 311人詩集』、2012年には評論集『福島原発難民』を書いた若松丈太郎が編集をし、序文帯文を坂本龍一が書いた『脱原発・自然エネルギー218人詩集』(日本語・英語合体版)、2013年には日本ベトナム国交樹立40周年を記念しベトナム文学同盟が支援をした『ベトナム独立・自由・鎮魂詩集175篇』(日本語・ベトナム語・英語合体版)を発行している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コールサック社」の詳細全文を読む




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