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『コールド・フィーバー』(英語タイトル:、アイスランド語タイトル:)は、1995年にフリドリック・トール・フリドリクソンが制作したアイスランド映画である。 == 解説 == アイスランドを舞台にしたこのロード・ムービーは、フリドリックの作品としては初めて英語で製作された。アイスランドを訪れた日本人男性の旅のもようが描かれている。 フリドリックの他の映画『春にして君を想う』、『ムービー・デイズ』とともに3部作を構成する〔。 日本人を主役としたのは、1984年8月にアイスランドで発生した、東京大学の地質調査隊3名の死亡事故をモチーフにしているためである。 フリドリックはこの事故に関するニュース映像を観て映画を思いついたという。事故の数年後に日本から遺族が来て、アイスランドを横断して事故現場に行き、川に酒や米を注ぐなどして供養を行なった。亡くなった人々の慰霊をするその儀式に心惹かれたのだという。フリドリックは、日本もアイスランドもともに火山島であり、海と共存して暮らし、霊的な存在や精神的なものに人々が魅せられていると語った〔映画パンフレット34頁でのフリドリックによるメッセージ。〕。また主人公を演じた永瀬正敏は新聞のインタビューに対し、今も精霊の存在を信じているらしいアイスランド人が、自分達と共通する精神性を日本人の供養の様子に感じたのではないか、と語った。映画には精霊も登場する。 映画のプロデューサーのジム・スタークは以前永瀬が出演した映画『ミステリー・トレイン』のプロデューサーでもあった。アイスランドのレイキャビク映画祭でフリドリックが映画を観て永瀬に興味を持ち、スタークを通じて連絡してきたという〔。 映画は1993年1月と2月に撮影されたが、これは作中に冬の場面が必要だったためで、アイスランドでは初めて冬に撮影された映画だという〔〔。1995年、映画はエジンバラ映画祭最優秀新人監督賞を受賞している〔映画パンフレット40頁、ビデオソフト(アスク講談社映像事業部、ACH1-62358)パッケージ。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コールド・フィーバー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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