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『ゴジラ FINAL WARS』(ゴジラ ファイナル ウォーズ)は、2004年(平成16年)12月4日に公開された日本映画で、ゴジラシリーズの第28作である。 == 概要 == 第3期ゴジラシリーズ(ミレニアムシリーズ)の第6作で、ゴジラ生誕50周年作品であり、ゴジラシリーズの最終作と銘打たれた〔(公開当時の)東宝上層部からは、未来永劫ゴジラを作らないということではなく「現状の路線(ミレニアムシリーズ)はこれで最後」という趣旨の発言がなされている。現に日本制作のゴジラではないが2014年に『GODZILLA ゴジラ』が公開され、本作から約12年ぶりとなる日本版最新作『シン・ゴジラ』が2016年夏に公開予定となっている。〕。ゴジラ生誕50周年作品を作るにあたり2003年の早い時期から著名な小説家、漫画家なども招き3本ほどの具体的な企画が作られたが、本当に新しいゴジラ映画、誰も知らないゴジラ映画は今現在の技術では作れないという結論に達し〔、その結果として、今現在で確保できる限りの最高の条件を揃え、シリーズ集大成となる最高の「ゴジラ映画」を作り上げてゴジラシリーズを締めくくることとなった。 本作の時代設定は近未来の「20XX年」とされ、怪獣たちと戦う地球防衛軍が存在する。 歴代の人気怪獣総出演というのが一つの売りで、ゴジラを含め『怪獣総進撃』を超える合計15体の怪獣の他、轟天号、X星人も登場し、東宝特撮を総括する集大成となった。ゴジラ映画では珍しい人間側のアクションシーンが多く取り入れられ、また怪獣のアクションシーンも従来のゆっくりとした動きではなく、「戦うゴジラを描く」というコンセプトのもと軽量化された着ぐるみとワイヤーアクションやCGを駆使したアグレッシヴな動きで表現されるなど新たな試みがなされた。製作の富山省吾は、本作のテーマを「ゴジラ愛」「怪獣愛」というものになるだろうという旨の発言をしている〔。 最終作と銘打った本作を製作するにあたり、製作の富山省吾は、本作を「これ以上の『ゴジラ』は作れない」という作品にするため〔、「アメリカ映画に何のコンプレックスもない新しい世代のクリエイター」として怪獣映画は初となる北村龍平に監督を依頼した〔。その他にも寺田克也、韮沢靖、新川洋司、キース・エマーソン、カイル・クーパーなど新メンバーが加わり、製作費20億円、製作日数100日、史上初の4班(本編班、特撮A班、特撮B班、海外班)体制での撮影など、歴代ゴジラ映画史上最大の規模で制作された。 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』以来恒例となっていた劇場版『とっとこハム太郎』との併映はなく〔この年は、それまで単独上映だった『犬夜叉』と併映された。また、両シリーズとも本シリーズ同様にこの年が最終作となった。〕、上映時間もシリーズ最長の125分となっている。 本作品では全編に渡って日本語と英語、さらには中国語などの多数の言語が入り混じっているため、字幕版と日本語吹き替え版の2バージョンが存在する。劇場公開時は吹き替え版が通常上映されていたが、一部の劇場では「ワールドプレミア・ヴァージョン」として字幕版の上映が行われていた(DVD・BDでは両方視聴可能)。 ゴジラシリーズ唯一のドルビーデジタル・サラウンドEX(6.1chサラウンド)作品でもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴジラ FINAL WARS」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Godzilla: Final Wars 」があります。 スポンサード リンク
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