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ゴビベナトル ( リダイレクト:ゴビヴェナトル ) : ウィキペディア日本語版 | ゴビヴェナトル
ゴビヴェナトル(''Gobivenator'')はトロオドン科の獣脚類恐竜の絶滅属の一つである。化石はモンゴル国、ゴビ砂漠中部ジャドフタ層のカンパニアンの地層から発見されている。ゴビヴェナトル属には現在のところ''Gobivenator mongoliensis''一種のみが含まれる。 ''G. mongoliensis''は1個体の標本のみが知られているが、この標本は現在知られている白亜紀後期のトロオドン科のものとしては最も完全な骨格である ==発見== ゴビヴェナトル属およびタイプ種''G. mongoliensis'' は最初2014年に對比地孝亘、、渡部真人、ヒシグジャフ・ツァクトバートル、Tsogtbaatar Chinzorig、藤山佳人および鈴木 茂により命名、記載された。 属名は発見地であるゴビ砂漠とラテン語で「狩人」を意味する''venator'' から造語されている。種小名はモンゴルとラテン語で「~から」を意味するラテン語の接尾語 ''-ensis''で造語され、モンゴル国で出土したことを意味している〔。現在のところ唯一の標本でもあるホロタイプ MPC-D 100/8は頭骨を含む完全に近い関節した骨格あであり、モンゴル、ウランバートルのモンゴル科学アカデミー古生物学研究センターに収蔵されている。MPC-D 100/86の頭骨は吻部の先端が欠けているものの、ほとんど歪んでおらず良い保存状態である。一方それ以外の部分では中ほどの頸椎、前肢の肘から先、後肢の骨の一部、の大部分が失われているもの良好な保存状態である。この標本は日本-モンゴル共同調査隊により発見され、現在知られている限りでは最も完全な白亜紀後期のトロオドン科の標本である。発見地はゴビ砂漠中央部にあるジャドフタ層のザミンホンド地区の白亜紀後期カンパニアン(7200万年前)の地層から発見された〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴビヴェナトル」の詳細全文を読む
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