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ゴムタイヤトラムとは、ゴムタイヤで走行し、中央の一本の案内軌条に誘導され走行する中量輸送機関。いくつかの方式が主にフランスで開発・実用化されている。 基本的に架線からの電源供給を必要とし、3両程度連結して走行する。「トラム」は英語で路面電車を意味し、路面電車とトロリーバスの長所を併せ持つ。 案内軌条の代わりに道路上の塗装や磁気マーカに誘導され走行するものも開発されている。 == トランスロール == が開発した方式。2006年にフランスのクレルモン=フェランと中国の天津、2007年にイタリアのパドヴァ、2009年に中国の上海、2013年にフランスのパリ「T5」(5号線)で営業運転を開始した。日本でも三井物産が中心となって車両を輸入し、2005年6月から大阪府堺市の新日本製鐵堺製鐵所構内に500m程度の実験線を設け、走行試験及び自治体や運輸事業者等に技術の売り込みを行っていたが、結局導入に向けて名乗りを上げる自治体や事業者が無いまま2009年に試験走行を終了、車両はロール・インダストリーに返却され、実験線施設も撤去された。 案内車輪は鉄製で斜めに傾いており、底部にフランジがある。1つのレールに2個の車輪で案内軌条をV字型に挟み込むようになっている。蓄電池を搭載し、短距離ならば案内軌条や架線のない場所(主として車庫内)を走行することも可能。シーメンス社の低床型路面電車 コンビーノと同様のモジュール構造なので、必要に応じて編成の長さを調節できる。運転席は両側にあり、より鉄道に近いデザインとなっている。 ゴムタイヤを使用しているため、坂道に強いほか、通常の路面電車よりも急なカーブを走行できる他、レールの建設コストが安く済むため、坂の多い道などでの活用が期待されるが、路面電車とのシステムの共用ができないため長期的に見て車両の他社への譲渡等が難しいことや、タイヤの磨耗などのコスト面の問題も指摘されている。これらのデメリットを踏まえた上での条件によっては、後述するTVRより技術的にも安定しており、今後の展開が望めるタイプのシステムといえる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴムタイヤトラム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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