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rubber elasticity =========================== ・ 弾 : [たま] 【名詞】 1. bullet 2. shot 3. shell
ゴム状態()とは固体がゴム弾性(エントロピー弾性)を持っている状態である。物理学的には、弾性限界が高く、弾性率が低い状態と言える。 粘弾性を持ち、一定の範囲において外力を与えると変形するが、高い内部応力によって形状を復元される状態を指す。 この状態では広い応力範囲でフックの法則に従う。ミクロ的には、多数の架橋点の間が柔軟なひも状の分子で結合された網目構造の場合に、ある温度範囲でゴム状態となる。ゴム状態となる物質には、天然ゴムや合成ゴムなどの網目状高分子、プラスチックなどの鎖状の合成高分子、硫黄などがある。 == ゴム弾性の特徴 == ゴム弾性体は次のような特徴を持つ。 *常温での弾性率(ヤング率)は約1~10 MPaで金属やガラスの1万分の1~10万分の1程度である。 *わずかな応力で元の長さの数倍も伸びて破断することがなく、しかも外力を除くとほとんど瞬間的にもとに戻る。 *一定長さでの応力は、すなわち弾性率は絶対温度に比例する(メイヤー-フェリーの実験)。 *一定張力下では温度の上昇により長さが縮み,また断熱的に伸ばすと発熱する(Gough–Joule effect)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴム状態」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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